コレクション 1-b
■1-b 転ばず、すばやく、頂上からフモトヘ
以下の二か所で、頂上からふもとまでよろけずに滑り降ります。
・スキー場
・山
スキー場のほうでは速度を落とさずに、転ばないことを意識して滑れば
案外簡単に達成できると思います。
大変なのは山のほうです。
まずは自分でどこを走るか決め、それぞれでパート練習してみましょう。
問題の80%は頂上からはじまる急斜面です。
ここはひたすらボーゲンで、転ばないように壁にぶつからないように
急斜面の根元まで下りてくるのがおすすめです。
急斜面を降りてからは、残り20%の問題と戦うことになります。
それは、小さい段差です。
雪がすこし盛り上がっているところを横切るように滑ると、
段差のために飛び上がってしまいます。
へんな飛び上がりはバランスを崩す可能性が高いので、
段差はなるべく避けるようにしましょう。
もし避けることができない場合は、斜面をなめれば回避できます。
斜面をなめる、というのは、斜面に対し、サーフィンのように斜めにすべることです。
たとえば山は、ふもとから頂上まで一直線に登ろうとすると、
傾斜が急で転がり落ちてしまいます。
そのため、距離をのばしても傾斜をゆるくするために、
山肌をなめるように曲がりくねった道をつけているわけです。
その概念を使い、盛り上がりのてっぺんから飛び出すのではなく、
てっぺんを避けて斜めの部分になるべく長く接地するようにすべれば
跳ねずに体勢を保っていられるはずです。
もっと小さい段差であれば、ジャンプ動作で自分から飛んでしまえば
危険はさらに減らすことができます。
山では滑走時間が3分10秒でもサムズアップはとれました。
悩む方は参考動画をごらんください。